売上拡大のための販促相談とは一体どのようなものなのか?

初対面の場合、まず最初に企業さまのビジネスの概要や主な販売方法、ご相談に至った経緯(お困りごと)などについて、雑談を交えつつヒアリングします。


そして徐々に本題の「どうやって売上を増やすか?」に話題を切り替えていきます。

 

そのときによくお聞きするのが

・目標金額や販促の取組みにかけられる予算・時間・人員・担当者
・動画やホームページなど販促ツールの完成イメージ、載せたい内容と想定する顧客からのアクション
・そもそも顧客は誰か?(属性・購入のタイミング・共通の課題/悩み)
・現在やっているSNSなどの目的は?(認知向上・サイト誘導・信頼感醸成・なんとなく)

などです。


こうした質問をしていき、現状とゴールが見えてくると、おのずと

・どのSNSを、どのように活用して〜といったアドバイス
・ホームページの充実よりもむしろ○○を使って〜といったアドバイス
・ツール制作にあたり、業者選びのポイントや伝わりやすい発注方法のアドバイス
・自作チラシの改善提案(掲載内容のブラッシュアップやデザインアプリのレクチャー)
・新商品/サービス企画時の顧客目線からのアドバイス
・手間暇・予算をかけず、月にもう1件受注するためのアイデア出し

など、現状とゴールをつなぐための方策・具体的な段取りが見えてきます。

 

 そうして見えてきたことを数回のご訪問でフォローしていくことで、DM付き年賀状を仕上げたり、提案書の表紙に電話番号・QRコードを載せて問合せを増やすべくリニューアルをしたり、顧客層別のランディングページ作成に向けて同業他社研究をするようになったり…と、売上拡大に向けた具体的な取り組みにつなげていきます。

 

※よろず支援拠点では、コーディネーターは公的な企業支援を行う必要があるため、制作などの実作業をしてはいけないことになっています。
事業者ご自身が作業している隣で、まるで自動車教習所の教官のように説明したりしています

なお群馬よろずではまだあまりこのケースはありませんが、(元々サラリーマン時代は本来業務をやりつつ会社のメルマガやSNSの運営をし、ホームページやチラシを作り…といった兼任販促担当者だった時期もあったので)フラットな立場でアドバイスをするセカンドオピニオン的な活用方法もおすすめです。

 

群馬県よろず支援拠点
コーディネーター 山崎 浩司